今回のお話は、膝の痛み、
それも外側が痛い人の為のお話です。
人数はそれほどでもないですが、特徴的なので記事に書いてみました。
膝痛の傾向など
膝の痛みで悩んでいる方は多いです。
当院でも腰や首に続いて第三位でしょうかね。
男性よりも女性に多いです。
そして、膝の内側が痛い方が7割以上だと思います。
他には、膝のお皿の周りが痛んだり、後ろ側だったり、そして外側だったり。
膝の外側が痛む方は、膝が痛む方の1割くらいじゃないかと思います。
あ、これはちゃんとした統計ではないです。
当院にいらした方の中での大体の数字です。
膝の外側の痛み
膝の外側の痛みは、特殊なものを除けば、深層と浅層に分けられます。
膝の軟骨や靭帯が損傷している場合と、もっと表層に近い筋肉が傷んでいる場合です。
今回の動画は、深層のトラブルの治療をしているところです。
この動画のケースでは、外側側副靭帯という膝の外側を押さえている靭帯に炎症が見られました。
外側半月板という膝の軟骨や、膝の関節の中にある靭帯には異常がない、比較的軽いケースです。
とは言っても、炎症があるので痛いですし、膝の安定性にも問題がありました。
膝の整体治療
整体の治療としては、膝の関節のアライメントを整えています。
関節の整合性が悪いと、関節を支えている靭帯に余計な負担をかけることになります。
大腿に対する下腿の向きと位置を、関節を動かしながら調整しています。
立ち上がった時に、膝が軽い感じがして、痛みが無くなっていればOKです。
膝関節は、単純な動きしかしない割に構造が複雑で、負担の大きな関節です。
それだけに、症状や痛み方もいろいろあります。
今回は、膝の外側の深層の靭帯のトラブルをご紹介しましたが、
また別の記事で、浅層や内側の記事も書きたいと思います。