骨盤矯正や腰痛の治療をするときに、当院の整体では必ず下肢のストレッチをしています。

今日は、その下肢のストレッチのお話です。

猫ストレッチ

ストレッチはとても大切

ストレッチって自分でも出来るイメージもありますし、
軽く考えてる方もいるみたいですが、施術の効果を高める上でとても大切なんです。

普段の生活動作では、自分の関節をいっぱいまで動かすことはほとんどありません。
関節の可動域の半分くらいまでで、大抵の動作は済んでしまいます。

ですから、通常では使われていない部分が伸ばされたり、
使っていない角度に動かされたりすると、
体が刺激を受けて活性化するんですよね。
これが体の回復に役立つんです。

それに、ストレッチでは、対象となる筋肉や靭帯のある深さは関係ありません。
これが、表面から刺激するマッサージと違うところです。
マッサージには、どうしても
深い部分に届きにくい
という欠点がありますからね。

それで当院では、ストレッチを採用しています。

 

ストレッチは自分でも出来る

もちろんストレッチは自分でも出来ます。
私もやっています。
でも、一人では限界があります。

どうしても十分に伸ばせない場所が出てきます。
自分ですると、脱力しているつもりでも、反射的にどうしても余計な力が入ってしまうので、十分に伸ばせないんです。

それに、痛いと怖いので、必要以上に加減してしまいます。
どこまで動かせばいいのか判断しにくいですしね。

逆に、なんでも思い切りやればいい訳でもないですから難しいです。

でも、仮に十分でなかったとしても自分でするストレッチはやった方がいいです。
治療を受けるほどの効果ではないにしても必ず効果はあります

ご希望の方には、症状に合わせたストレッチをお教えしてますので、院長にお尋ねくださいね。

 

当院の下肢のストレッチ

この動画では、腰痛治療の後半にしているストレッチを撮っています。

 

この方は、腰痛坐骨神経の症状があります。
坐骨神経痛ではないのですが、腰痛により坐骨神経領域に痛みが出ていました。

整体治療としては、坐骨神経痛の方と同様のストレッチをすることになります。

痛みの様子を見ながら、坐骨神経に支配されている筋肉のストレッチをします。
伸ばす角度や方向を変えながら、丁寧に神経の伸展を行うと、痛みに対して効果的です。

その角度や方向は、その方の症状によって異なります。
また、同じ人でもコンディションによって変わってくるので、探り探りその場で合わせています。