院長のツボ解説の2回目は

肩髃(けんぐう)

です。

肩にあるツボなので肩にも効きますが、変わった効果もあるツボです。
面白いツボですし、よく使われるツボでもあります。

 

肩髃(けんぐう)LI15

肩髃の場所

肩の先端の少し前、関節の窪みにあります。
腕を横に水平になるまで挙げると、肩の関節の上側に2つ窪みができます。
その前側の窪みが「肩髃」です。

【ツボ】Kengu(肩髃)

ちなみに、後ろの窪みは「肩髎(けんりょう)」というツボです。
ちょっと使う頻度は落ちますので、このツボについては後回しです。
五十肩などの治療では、肩髃と一緒に使ったりします。

 

肩髃の効能

位置が肩関節にかかっていますから、肩関節の疾患に使います。
五十肩や、肩のインナーマッスルが損傷したときの回復促進にも使えます。

それから、脳血管疾患のリハビリの時にも効果を発揮します。

更に、皮膚病のかゆみ止めに使います。
じんましんや湿疹など、あまり原因のはっきりしないかゆみに対しても効果があるので便利なのです。

肩にあるツボだからといって、肩の疾患だけに使うのはもったいない、有能なツボだと思います。

 

肩髃の使い方

皮膚病に対しては、本当はお灸がベストでしょうね。
それも、直接据えるお灸が効きそうです。
残念ながら今のところ当院でお灸はやっていませんが、どうしてもという方はご相談ください。
お灸を使わなくても、鍼でも効果はありますしね。

肩関節の疾患には、鍼でも整体でも大丈夫です。

動画では、ツボの取りかたを説明しています。
ツボ押し棒で押していますね。

 

でもまあ、この肩髃は、棒で押すのは微妙です。
割とデリケートな場所なので、あまり強い刺激はNGです。