院長のツボ解説の第一弾の最後のツボは

耳門

です。

耳のすぐ前にある、耳の疾患に使うツボですが、美容鍼では顔のリフトアップやむくみを取るのに使います。
だから、当院での使用頻度は高いツボですね。

 

耳門(じもん)TE21

耳門の場所

顔の横側、頬骨弓の先端と耳の間にあります。

【ツボ】Jimon(耳門)

頬骨といわれている顔の骨を、耳の方へ向かって触っていくと、耳の前で窪みがあるのが分かると思います。
その窪みが「耳門」です。

 

耳門の効能

耳の疾患に使います。
耳鳴り、難聴、中耳炎などの炎症性の疾患など、耳関係の全般に使えますね。
押すと、耳の中に響く感じがすると思います。

それから、当院ではエステをやっているので、美容鍼としても使用頻度の高いツボです。

フェイスラインのリフトアップをしたときに、
またラインが落ちてしまわないように止めるのに使います。
特に顔の下半分のリフトアップに使えます。

そのリフトアップの効果から派生して
顔のむくみを取るのにも良いです。
やはり、顔の下半分のむくみに良いですね。
目の周りのむくみには、別のツボを併用して使いますね。

よく効いてくれるツボだと思います。

 

耳門の使い方

顔にあるツボの中では、比較的大胆に使えるツボではあります。
それほどデリケートに扱わなくても大丈夫なツボなので使いやすいです。

まあ、それでも顔ですから体のツボに比べればデリケートなので、優しい刺激に留めてください。

私も、鍼治療のときは、美容鍼用の細い鍼を使っています。
本当は、普通の鍼を使っても大丈夫なツボですけど、デリケートに扱うことを心がけています。

押圧の刺激をするときも同じです。
体にするのとは違って、優しく刺激してください。