今回のツボ解説は、

風門

です。

門というのは入口なので、病気の初期に使うツボが多いです。
風門なので、風邪の初期に使います。

ツボの名前は、直接効能を表している場合も多いんです。

 

風門(ふうもん)BL12

風門の場所

第2・3胸椎棘突起間の外側、約4cmにあります。

大椎」「身柱」のところで書きましたが、
首を下に曲げたときに、後ろにグッと出てくる骨が第7頚椎棘突起。
その下が第1胸椎棘突起。
その下は第2胸椎棘突起…
そして、その下、第2胸椎棘突起と第3胸椎棘突起の間から横に4cmくらいの所に風門穴があります。

【ツボ】Fumon(風門)

この風門穴のように、特にツボの場所に分かりやすい目印がない場合は、その場所を探ってみて、反応のあるところにツボをとります
この反応を探る作業が、慣れない一般の方だと難しいのだと思います。

これに関しては、簡単なコツがある訳ではないので、
自分の体なら周りと感覚が異なる場所を、
他人の体ならその人に聞きながら探ってみるしかないと思います。

 

風門の効能

最初に書きましたが、初期の風邪に使います。
風邪の邪気が、風門を通って体の中に侵入して来ると考えているからです。

ちょっと風邪気味かな?
というくらいの、まだ症状が出ていないくらいの時期に効果的です。

水際防衛って感じで、風邪の予防にもなりますね。

患者さんの脈診をすると、本人は風邪の症状を全く感じていないのに、風邪の脈が出ていることがよくあります。
そんな時は、
風邪をひくかもしれない
と、注意喚起しています。
当院で鍼治療を受けたことがある方の中には、思い当たる方がいらっしゃると思います。

こんな場合は、風門を使うのもいいかもしれません。

それから、場所的には肩こりにも使えます。
肩甲骨辺りがこる、
という方には良いですね。
風邪のひきかけで肩がこる
なんて時にはピッタリです。

 

風門の使い方

鍼もお灸も使います。
指圧やマッサージ、整体にも良いです。

 

肩こりなどの場合は、結構強めの刺激でも大丈夫なところです。
気持ちいいくらいの強さで刺激してください。