今日解説するツボは「大椎(だいつい)」です。

分かりやすい場所にある上に、応用範囲が広くて、とても使いやすいツボです。
私も、鍼灸の免許を取りたての頃からよく使っていて、30年近く、今でもお世話になっているツボですね。

 

大椎(だいつい)GV14

大椎の場所

第7頚椎棘突起のすぐ下です。

頭を起こした状態から顔を下に向けると、首の付け根で、後ろにせり出してくる背骨があります。
これが第7頚椎です。
この出っ張りを棘突起といいますが、このすぐ下に大椎があります。

【ツボ】Daitsui(大椎)

 

大椎の効能

このツボは、全身の調整に使えます。
ですから、自律神経失調に伴う不定愁訴に効果があるので便利なのです。

私は、呼吸器系の調整に使うことが多いです。
この辺りは、鍼灸師によってクセがあるかもしれません。

応用範囲の広いツボには、こういうことが往々にしてあると思います。

そして、首の付け根にあるツボですから、肩こりや首の怪我などに使います。
風邪にも効果的です。

 

大椎の使い方

先ほど、自律神経の調整に使えると書きましたが、
この大椎一つで勝手に調整できる、というほど簡単ではありません。
他のツボと組み合わせて、体の各部の調整を行います。

鍼でピンポイントで改善を狙う場合は、この組み合わせが大事です。
鍼灸師の腕の見せ所でしょうね。

でも、一般の方がツボ押し棒や指などで押圧するのなら、それほど拘らなくても良いと思います。

全身のバランスを良くするんだ
というイメージで刺激してください。

ツボの位置が背骨の真上になりますので、ここには棘上靭帯という靭帯が張っています。
あまり強過ぎる刺激は良くないですから、気をつけて刺激してくださいね。