今日の記事は、顔面部に打つ美容鍼についてです。

やはり、美容鍼というと、この顔に直接打つ鍼をイメージする方が多いですよね。
当院にも、この鍼を望んでやってくる方が多いです。

顔面の美容鍼

 

どんな鍼を使うの?

一般に、体に打つ鍼よりも細くて短いです。

顔は体に比べれば敏感なので、太い鍼は使いにくいです。
でも、別に太い鍼でも出来るんですけどね。
昔は、あまり細い鍼はありませんでしたから。

顔面神経麻痺などの治療には、普通に体に使う鍼を使って治療してました。

 

何故、細い鍼を使うのか

一つには、いま申し上げた体の感受性の問題です。
でも、これは鍼の打ち方で何とでもなります。

動画でも話しています。

細い鍼を使うのはもう一つ理由があります。

それはリスクヘッジです。

鍼は、体に金属の針を刺入しますから、これが大きな静脈に当たると出血します。
この血がすぐに外に出てしまえば問題ないのですが、皮膚の下に溜まってしまうと内出血という状態になります。

青あざのようになってしまうのです。
ぶつけて出来る青あざとは違って痛くはありません。
機能的にも全く問題なく、気にならない人や、目立たない場所なら放っておいて大丈夫です。
1週間位で消えてしまいます。

ところが、これが顔に出来るとなると問題でしょう。
美容が目的ですから、青あざを顔に作って帰すわけにもいきません。

そこで、なるべく細い鍼で浅く刺入することで、内出血のリスクを少なくしているのです。
その為、顔の美容鍼で内出血をおこした方は殆どいません。

でも、ゼロではないです。
数年前に、瞼に小さな内出血をおこしてしまった方がいました。
小さい内出血で、メイクで隠せる場所だったので許していただきましたが、それから更に鍼を浅く打つようになりました。

それでも、100パーセント内出血を防ぐのは不可能だと思います。

ですから、内出血が絶対にダメな方は、事前にお申し出下さると助かります。
お顔の鍼には、刺さない鍼のバージョンもあります。

いろいろな対応が可能ですので、ご遠慮なくご相談ください。