頚椎症といわれる疾患には、様々な症状が含まれます。
頚椎(首の部分の背骨)の不具合が原因となる症状全般ですね。

肩こり、首の痛み、腕の神経症状などが主な症状です。

肩こり

頚椎症の原因

頚椎そのものや、椎間板という頚椎間の軟骨の変性が原因です。
加齢によってすり減ってることもありますし、
姿勢が悪くて負担が偏っていたり、
むち打ちなどの怪我の後遺症が頚椎症になって現れていることもあります。

この原因の中で、ご自分で気を付けられるのは「姿勢」です。
姿勢を良くすることで、たとえ頚椎の変性があったとしても、症状のかなりの部分を改善できます。

まあ、でもこれが結構大変で、上手く出来ないんですよね。
その人によって気をつけるポイントが違いますからね。

 

頚椎症の整体治療

当院の整体では、頚椎の運動範囲の調整を行うことで頚椎症の改善を行っています。

動画は、その様子を撮っています。

 

頚椎の一つ一つを診ていくと、それぞれ動きにくい方向や、動き過ぎる方向があります。
それらの調整を行うことで、頚椎の運動機能を回復させています。
機能が回復すると、頚椎由来の症状は消えて行きます。

 

再発防止はやはり「姿勢」

治療後は楽になったとしても、原因が改善されていなければ、また悪くなってしまいます。
それでも治療を繰り返していくうちに良くなっていきますが、回数がかかってしまいます。

頚椎そのものが骨の変形を起こしてしまった部分は、残念ながら元には戻りません。
減ってしまった椎間軟骨も厚みが戻ることはありません。

では治らないのかというと、そんな事はありません。

姿勢を良くすることで、変性がありながらも、その負担を減らす事が大事です。
炎症が治まって神経に刺激がいかなければ、ほとんどの症状は消えてくれます。

ある程度の加齢による変性は仕方のない事です。
痛みやだるさ、しびれなどの症状が無く、運動機能が回復していれば、実質的に治ったと言っていいと思います。

当院の治療は、そこを目指して行っています。