よく患者さんに訊かれる疑問のひとつに、治療の中毒性の話があります。
鍼や整体の治療を受けていると、クセになって効かなくなってくるんじゃないか?
治療効果が高ければ、クセになって、治療なしでは生活できなくなってしまうんじゃないか?
みたいな疑問ですね。
特に鍼に対して心配になる方が多いようです。
クセにはならないの?
これについては、動画でも説明しています。
いわゆるクセにはならないですね。
動画でも話していますが、どんどん強い刺激が平気になっていって、しまいには鍼が効かなくなる、ということはありません。
人間の感覚は戻りますから、少し期間を空ければ元通りです。
よほど頻繁に同じ場所に鍼の刺激を続ければ、感覚は鈍くなるかもしれません。
でも、週に3~4回程度の治療では、全く問題ありません。
私も修行時代に、毎日のように同僚と鍼を打つ練習をお互いの体でやっていましたが、鈍くなることは無かったです。
クセと慣れは違う
でも、慣れてくる、という感覚はあると思います。
この「慣れる」ということは、決して悪いことではありません。
初めて鍼治療を受ける方は、緊張している方が多く、余計な力が入ったり、変な反応をしたりします。
慣れてくるとこういうことは減ってくるので、治療をする側も楽ですし、患者さんもリラックスしている方がいいでしょう。
むしろ、ある程度、鍼の治療回数を重ねていった方が治療効果が引き出されやすいと思います。
心配せずに治療を受けていただきたいと思います。
それでも心配な方は、直接院長にお聞きくださいませ。